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寒い!
by 札幌窓辺のねこ
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馬トレッキング。
昨日は厚田の乗馬クラブに行って、馬でお散歩。
本当は3日にしたかったのだけれど、その3日からお天気悪くなるらしいから。

いつもは狭い馬場で図形描いているだけだから、たまには外で伸び伸び乗りたい。で、外乗りできる所を検索。流石は北海道、沢山ある。最近の乗馬ブームも手伝っていると思われる。
日帰りだから近くが良いし、うーん、気分的には林間より、海かな。
いきなり15キロとか40キロとか挑戦するのは何だし。
というワケで、ここに決定。
昼前は良い天気だったのに、曇ってきたし、風も出てきた。
予報より早く天気が崩れると見た。持つと良いけれど。
ここはいつものクラブより大きくて、馬も沢山いる。
乗るのは黒に近い茶色のその名も“ヴァルキューレ”!・・・ワーグナーが好きなのかな、馬主さん・・・。

ガイドさんと道路に出る。と、隣の農家の重機の音にヴァルキューレもガイドさんの馬も驚いて暴れそうになる。
一瞬焦ったが、“どうどう”と言って首を撫でると、ヴァルキューレは落ち着く。
ガイドさんが“馬が嫌がるので、違うルートを行きましょう”と提案、本来、林間コースの時に行く道を採った。
それが幸いした。堤防を進むと、なんと水芭蕉の花が!!ラッキー。
農道や草むらや道路を進み、海岸線へ。
葡萄牙で外乗りした事を思い出した。
残念な事に、草むらにも浜辺にもゴミがある。
誰かがわざわざ捨てに来たのだろう、テレビや冷蔵庫。
誰かが捨てていったのだろう、ペットボトル等のゴミ。
更に、波に打ち寄せられたのだろう物も。がっかりだ。
・・・葡萄牙での時は、オリーブ・コルク樫の森や牧場を通ったのだが、牛や羊の糞こそあれ、ゴミは一つも無かった。まあ、田舎だから当然なのだろうけれど。
釣り客を避けて、波打ち際に来る。少しだけ、海に入る。
浜辺を行くというのは予め知っていたが、まさか海にじゃぶじゃぶ入るとは思っていなかったので、嬉しかった。
事務所の人が、“今日は風が強いけれど、海風ではないから、海に入れますよ”と言っていた事の意味が、初めて分かる。
夏なら、もっと先まで勢い良く行って、水飛沫を浴びるのも、気持ち良いのだろうな。
帰り道はまた違う草原を行く。

やはり、馬場でのトレーニングとは違う。
様々なコンディションの所を進むので、一定のリズムや美しい姿勢を保つのは難しい。(勿論、それはこちらがまだ未熟だというのも、あるが。)と言うより、ただ安全に進めば良い、といった所かな。そう言えば、ここの馬場もラフな感じだったし、
鞍数こなしているのに、どうしてまだ駆け足していないの?、と思われていたみたいだったし。
そう、普通のレベルで考えると、もう当然駆け足ができるはずなのだ。が、自分は何時の間にかもっと馬術な道に入ってしまったみたいで、美しい姿勢で美しく馬を動かす練習ばかりしている。だから、駆け足はまだなのだ。
最も、そうした馬術な遣り方も面白くて、止める気はさらさら無い。止めるどころか、楽しくてしょうがない今、いつもレッスンに行く水曜が今週は休みで、がっかり・・・。
まあ、ワイルドな外乗りはそれなりの、厳格な馬場乗りはそれなりの面白さがある、という事だろう。

また、あのモンサーラシュ(葡萄牙)のホテルに滞在して、馬乗りたいなぁ・・・。
by micak | 2004-05-04 05:17 |
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