Journal Intime Quotidien
2012-05-12T06:23:20+09:00
micak
寒い!
Excite Blog
okuizome
http://micak.exblog.jp/15853999/
2012-05-01T06:21:00+09:00
2012-05-12T06:23:20+09:00
2012-05-12T06:23:20+09:00
micak
時事・春夏秋冬
]]>
月夜。
http://micak.exblog.jp/15491740/
2012-02-27T01:05:21+09:00
2012-02-27T01:05:14+09:00
2012-02-27T01:05:14+09:00
micak
時事・春夏秋冬
昼間の雪も止み、寒さの和らぎが春の接近を期待させる
穏やかな夜。
真正面の今にも沈まんとする大きな三日月に向かって
車を走らせる。 こんな下弦の月はあまり見た事が無い。
いや、初めてかも知れない。
緩んだ寒さで滑る路面、うっとり見とれていては
危ない危ない・・・。- "Diálogo" com Fernando Pessoa – 2ª parte – A lua
“A lua (dizem os ingleses),
É feita de queijo verde.
Por mais que pense mil vezes
Sempre uma idéia se perde.”
Afinal, numa noite luminosa
Essa lua ensolarada
É a coisa mais formosa
É dama consagrada
“E era essa, era, era essa,
Que haveria de salvar
Minha alma da dor da pressa
De… não sei se é desejar.”
Sei que dos mágicos poderes
Dessa lua de marfim
Indecifráveis prazeres
Brotam em mim
“Sim, todos os meus desejos
São de estar sentir pensando…
A lua (dizem os ingleses)
É azul de quando em quando.”
と、家に着く頃には大きな金星一つ土産に置いて
月は逝ってしまった。
後には漆黒の闇ではなく
スキー場のナイター照明のオレンジが煌々と残る、
そんなある冬の夜。
Boa noite e bom sonho!]]>
Motor Show2012@Sapporo/クルマ編
http://micak.exblog.jp/15467113/
2012-02-19T23:16:00+09:00
2012-02-21T22:03:03+09:00
2012-02-21T21:59:36+09:00
micak
時事・春夏秋冬
今回エントリーしていたのは
FIAT、Alfa Romeo、
MINI、Jaguar、Land Rover、
Volkswagen、Audi、BMW、Porshe、Mercedes-Benz、
Ford、JEEP、
Lexus、日産、スバル、マツダ、スズキ、ホンダ、三菱。
残念ながら仏車は無し、Ferrariも無し。 しかしながら入場してまず真っ先に目に入った
(入口に最も近いのは実はJEEPなのだがそれはとりあえず無視)
FIATとAlfa Romeoコーナーで
“Σ(゚∀゚ノ)ノキャー!!カワ(・∀・)イイ!!キレイ!! ”と思わず叫ぶ。 後ろ姿も可愛いです。 色もキレイです。 モーターショウと言えば、漏れなくキレイなお姉さんも付いてきます。 Giuliettaを新聞で見て“いいな”と思っていたのだが実物はやはり美しかった・・・。 試乗しているのは人形ではなくて本物です。
続いてMINI。これまた可愛い。 ディスプレイも可愛い。
と思ったらラリー仕様のも展示されていてちょっと嬉しい。
ところで威圧感のあるドイツ車はちょっと苦手かも知れない。
重くて大きな車は乗りこなせない・手に余りそうだというのもあるのだろうが
どうやらここでもラテン系好みが表れている模様。
たとえ気まぐれでも茶目っ気や愛嬌があってセンスも良い
伊や仏の車に惹かれる。まあ、当然か。
英国車は英国がまた別の意味で好きな様に好きだ。 つまり、車にもお国柄が存分に発揮されているという事だ。
そして。
服や化粧品の色がイマイチ中途半端で潔く美しくない日本だが
車にもそれは言えると思う。
デザインも色も今一つ“抜け”切れていない。
まあ、その中途半端さ加減がまた日本の良さでもあったりするのだが。
これは“なかなかヤルジャーン ”、と思った。 白も艶消しのパールの様で美しい。 遂に日本にも鮮やかなデザインと色の時代が来たか!
(いや、そうあって欲しいという願望・・・ ↑これはコンセプト・カーの項に入れるべきかこちらに入れるべきか迷った。
まあ、“迷う様な”というのがコンセプトなのだろう。
そうか、艶消しパール白というのはトレンドなのか。
白イルカの様なぬめっとした顔も。
洗練された車ばかりの後に
無骨なJEEPのごつい姿を見ると、むしろホッとしたりする・・・。 ]]>
Motor Show2012@Sapporo/コンセプト編
http://micak.exblog.jp/15463496/
2012-02-19T05:14:00+09:00
2012-02-21T22:26:20+09:00
2012-02-21T05:45:41+09:00
micak
時事・春夏秋冬
如何にエコるか、というのが自動車業界の課題な今、
展示の半分近くは電気自動車なりハイブリッドなり
或いは次世代コンパクトであったりする。 小さくてエコというだけなら道具として面白味は無いのだろうが
こうしたデザインであれば可愛らしくて楽しい。
エコるのもできるだけ楽しくありたいものね! ↑なんだか例えばガンダムとか、よく知らないけれど
日本得意のアニメロボットな匂いがオモチャっぽくってまた面白い。 ↑これなんかカッコ良くもある。
エコ・コンパクトに走りの良さも兼ね備えたという強者(?) エコなだけではなく、
高齢者が簡単に操作できて近所に買い物なり通院なりができる、
というのも必要な要素。]]>
Motor Show2012@Sapporo/Moto編
http://micak.exblog.jp/15457865/
2012-02-19T00:20:00+09:00
2012-02-21T22:24:11+09:00
2012-02-20T01:23:39+09:00
micak
時事・春夏秋冬
この週末、北海道初のモーターショーが開催される。
意外とクルマ好きな人間としては当然、行ってみたい
札幌ドームに行くのは
ファイタースやコンサドーレ観戦の為、
というのが一般的なのだろうが
なんだか車を観に行く所になってしまっているのだけれど・・・。
ともあれ久しぶりに“何か”を観に行けるというのが
単純に嬉しい ショーには車ばかりではなく、バイクも出展されている、
しかも結構な数。
車にしてもF1やラリーを観るのがちょっと好きなだけで
さして興味がある訳ではないのだが
バイクとなると尚更。
しかしながら美しい物は美しいし、可愛い物は可愛い。
そしてバイク好きユアンのお陰でメーカーの名前は殆ど聞き覚えがある。 やっぱりハーレーって凄い・・・。 顔みたいでカワイイ。 ユアンが“Long Way Down”等等でお世話になったBMWエンデューロ・アドヴェンチャー。
モデルチェンジされていて当時の物と同じではないが。
こうして目の前で実物を見てみると、なるほど立派。デカい・・・。
横にはもっと大きいのが置かれていたが、確かにこれでは余程の力持ちでなければ倒れたマシンを起こせないだろうなぁ
※エントリーはHarley-Davidson、
Husqvarna、Agusta、Aprilia、DUCATI、
Triumph、KTM、BMW。]]>
練習;秋。
http://micak.exblog.jp/15023812/
2011-11-06T04:04:00+09:00
2011-11-29T05:20:01+09:00
2011-11-29T05:20:01+09:00
micak
時事・春夏秋冬
実はこの夏、長年愛用していたデジカメが壊れた。
墓参りに田舎に出掛けた際、
車内に何気無くカメラを置いておいたのが
どうやら熱でやられたらしい。
まあ、'96にPCデビューして以来
お世話になっていたプリンターもこの前駄目になったし
(PC自体は、デザインと音楽ソフトのみに今だ現役。
別にプロなわけではないから古くても大丈夫。
むしろ頑丈なPCで快適に動くしブラウン管ディスプレイは美しく見易い。
それにPC自体は兎も角、ソフトを買い替えるのが頭痛・・・。)、
デジカメも確か買ったのは2001年辺りなのでもう十分長生きしたと言えるだろう。
で、いよいよ新デジカメ。 ミラーレス、と行きたかった所だがいくら小型化してきているとはいえ、
まだバッグに入るサイズではない。
やはり普段使いにはさっと取り出してさっと撮れるというのが大事なので
結局普通のデジカメにした。
さて。
先代デジカメに比べてコンパクトながら高性能な今のデジカメ、
使いこなす為には練習が必要。
という事で、“秋の習作”。
今年の秋は暖かいので例年より長く(いつもは秋というのは
あっという間に過ぎ去ってしまう)、紅葉も長く楽しめる。 14/10@芸術の森 アスパラの紅葉 @近所の教会;いつもO.ヘンリーの“最期の一葉”を思い出す。 1/11@中島公園 4/11@道庁
うーん、特に風景がまだまだ (要練習・・・・)。]]>
大丈夫ではなさそうな葡代表・・・(またか・・・)。
http://micak.exblog.jp/15017757/
2011-10-13T03:52:00+09:00
2011-11-28T04:05:07+09:00
2011-11-28T03:52:44+09:00
micak
サッカー
カルヴァーリョが抜けた守備は極めて頼りなく、
コエントランの居ない中盤はイマジネーションに欠ける。
と思うのは自分だけだろうか・・・? Portugal perde na Dinamarca
e falha apuramento directo
Por Redacção
Desilusão em Copenhaga.
A Selecção Nacional falhou o apuramento directo
para o Euro-2012, ao perder com a Dinamarca por 1-2.
Rui Patrício evitou goleada no Parken Stadium.
A vitória da Suécia diante a Holanda atirou
com a equipa lusa para o play-off.
Clique aqui para consultar a ficha de jogo,
as incidências da partida e os comentários dos leitores.
A jogar em casa, e determinada a evitar o play-off,
a Dinamarca dominou a partida,
beneficiando do desacerto defensivo e ofensivo de Portugal.
As dificuldades na defesa lusa ficaram patentes logo aos cinco minutos,
num lance que resultou em golo anulado à formação escandinava.
Rui Patrício não segurou um livre cobrado para o interior da área,
na recarga, e após grande confusão,
Silberbauer acabou por encostar para o fundo das redes
mas o árbitro assinalou falta sobre o guardião português.
Durou pouco o alívio de Portugal, uma vez que,
aos 13 minutos, Krohn-Dehli apareceu na esquerda
para rematar cruzado,
beneficiando de um desvio em Rolando para abrir o marcador.
A Dinamarca esteve sempre por cima no jogo,
com Nani a desperdiçar – rematou ligeiramente
por cima já perto do intervalo – a melhor ocasião
para Portugal no primeiro tempo.
A segunda parte arrancou sem grandes alterações no argumento
e com mais duas falhas defensivas clamorosas de Portugal,
não aproveitadas por Bendtner e Krohn-Dehli.
O 2-0 surgiu, por isso, com naturalidade,
com Bendtner a aproveitar da melhor um cruzamento de Rommendahl.
Rui Patrício acabou por evitar a goleada
com defesas de grande nível a remates de Bendtner,
Rommendahl e Simon Poulsen,
isto depois de Eriksen ter falhado uma oportunidade flagrante.
Um cabeceamento de Rolando e um remate de Raul Meireles,
ambos ao lado,
foi o melhor que Portugal conseguiu até ao golo de Cristiano Ronaldo,
já em período de descontos,
na transformação de um livre bem executado
pelo avançado do Real Madrid.
Com este resultado,
Portugal fica no segundo lugar do Grupo H e é superado pela Suécia,
que garante o apuramento directo
na condição de segundo melhor classificado.
A equipa lusa vê-se assim forçada a disputar,
uma vez mais, o play-off, em Novembro,
onde terá como possíveis adversários a Estónia, a Bósnia,
a Irlanda ou o Montenegro.
21:09 - 11-10-2011 A BOLA.PT]]>
Marc de la Morandièreの“Nuages d'eau”。
http://micak.exblog.jp/14897052/
2011-10-10T02:21:00+09:00
2011-11-07T03:37:00+09:00
2011-11-07T03:34:55+09:00
micak
雑
先週の水曜、叔父さんが亡くなった。
父のすぐ下の弟だ。
2年前に倒れて以降すっかり完治する事無く、
介護付き老人ホームに居たり、時には入院してみたりな
ちょっと可哀相な日々を送っていた。
というのも娘3人はそれぞれの暮らしがあって札幌にはおらず、
奥さんもまだ仕事を続けていて忙しく
寂しい思いをしていただろう事は容易に想像できるからだ。
たまたま彼の居たホームが仕事先から近かったので
時々帰りに寄ったりしていた。
本来ならたった一人の弟なのだから父が彼を見舞うべきなのだが
病気のデパート状態な父は腰が非常に重く、
さっぱり会いに行かないので
その代わりに、というのもあった。
実は叔父さんとはさほど近しかった訳ではなく、
初めて色々話をした気がする。
ある日、やっと父を引っ張り出して一緒に見舞いに行った時、
叔父さんに携帯で写真を撮らされた。
見舞いに来てくれた人全員の写真を撮り貯めているのだという。
それを聞いた時、
遠からず訪れるだろう死を覚悟しているのだなと思った。
容態が急変して市立病院のICUに入ったと連絡を受けた数日後、
あっさりと逝ってしまった・・・。
水曜の夜、両親を連れて葬儀場へ向かい
見たやせ細った叔父さんの姿はブリューゲルとかボスの絵に
登場しそうな感じである意味美しかった。
その後通夜、葬式と重苦しく忙しく週末が過ぎた。
ここの所毎年の様に親族が死ぬ。
妹や弟に先立たれて父はさぞ憂鬱だろう。
次は誰か?自分か?それとも義理の弟か?
日曜日、何時もの様に買い物に出掛けた。
何となくコロンは“Nuages d'eau”にした。
超久しぶりである。
“水の雲”という名の通り、初夏から夏向きの香りだと思うので
9月には相応しくないのだが。
その日は“残暑”という言葉を思い出す程の
陽光&暖かさだった。
このコロンが思いの外、合った。
爽やかで瑞々しい香りが心地よく鼻を抜ける。
フレッシュな香りと陽光の眩しさが
何かを覚醒させる。
そう、前へ向かって一歩一歩進むだけだ、と。
日々生きるだけだ、と。
・・・日常が戻ってきた。
“Nuages d'eau”、恐るべし。
その香りで人の気持ちをポジティブに転換してくれる。
まあ、そもそも香水の類は気持ちを良い方向に導く物か・・・・。
そう言えば一昨年母方の叔父さんが亡くなった時も
香水の話が登場した。登場の仕方は異なれど。
死と香りは密接な関係があるとか?
・・・考え出すと深味に嵌ってしまいそうなのでここでストップ。]]>
破竹の勢い?
http://micak.exblog.jp/14812968/
2011-09-13T01:40:00+09:00
2011-10-24T03:15:11+09:00
2011-10-24T03:03:16+09:00
micak
Michael Fassbender
とか何とか言っているうちにヴェネツィア映画祭で
ミヒャエルが最優秀男優賞を奪ってしまった。
またも“Hunger”のマックイーン監督作品である。
既にこの二人、名コンビ?
ふ〜ん、巷では“ファッスィ”とか呼ばれているのか・・・。
確かに“マイケル!”じゃ振り返る人は多数居るだろうからなぁ。
映画祭にはこの“Shame”他、
クローネンバーグ監督の“A Dangerous Method”も出品されていた。
受賞は兎も角、こちらもとても面白そう(なんと言ってもヴィゴとの共演だし!)で
めっさ観たいっ!!
ユアンと共演のソダーバーグ監督の“Haywire”も楽しみだし、
正しく目白押し。
正しく飛ぶ鳥を落とす勢い。
注目作品目白押しなのはファンとしては嬉しいのだが、
働き過ぎなのではないだろうか、
とちょっと余計な心配もしてみたくなる今日この頃・・・。]]>
珍しく邦版なこの夏のヘヴィ・ロテ。
http://micak.exblog.jp/14601344/
2011-09-11T03:24:00+09:00
2011-09-21T03:26:51+09:00
2011-09-21T03:24:53+09:00
micak
音楽
この夏は。
結構暑かったにも拘わらず、
とうとう一度も海には行けなかった。
まあ、友達とのスケジュール合せも簡単ではないし
基本忙しいし。
だが花火大会を堪能したし、小樽にも行ったし、
新しいビア・ガーデンにも行ったし、悪くはなかった。
そうした夏中、お世話になったCDがある。
所謂ヘヴィ・ロテである。 春、HMVサイトを彷徨っていて何となく良さそうだなぁと買ってみたのだった。
予備知識は全く無かった。
これがなかなか良くて、車に積んだままほぼ毎日聞いていた、飽きもせず。
アルバムのコンセプト的には特に夏向けという事はなかったのだろうが
自分的には夏らしい一枚だった。
殊に後半の曲にしばしば登場する美しいサックスの音が
夏の空や雲や海にぴったりな気がして、是非、
夕日に染まる海を見ながらのドライブのBGMにしたかった。
ラテンっぽい曲もサティのジムノペディっぽいのも良い。
それはCalmのベスト・アルバム。珍しく邦楽(?)である。
幼い頃から兄に洋楽を聞かされたという事が無くても
多分“西洋かぶれ”にはなっていただろうが、
そんな西洋かぶれの音源は勿論殆ど“洋物”で、
CDも日本人アーティストの作品は2枚しか無い。
そしてこのCalmが3枚目、という訳だ。
彼の活躍が世界的なものなのかは知らないが、音はユニヴァーサルだと思う。
ただ、彼の代表作らしい楽曲のライブヴァージョンは
何故か醤油臭いし(そう言う自分も日本人だろう!日本的のどこが悪い!と怒鳴られそうだが
何といってもこちら“西洋かぶれ”。それに実際海外から帰ってくると成田空港は醤油臭いし
醤油に火が入った臭いが嫌いなので煮物や煮魚は実は得手ではない)力が入り過ぎな気がして
無国籍な浮遊感を期待する耳には余ってしまったのだが・・・。
ともあれ友達にも好評なCalm。
札幌のクラブにも来てくれないだろうか?
しかし、Calmの夏は終わってしまった。
傷心を癒すにはAndré Mehmariが良い。
しなやかでソフトで暖かなジャズが似合う秋。
濃いワインが飲みたい、秋。]]>
雨の午後、タオルミーナの思い出。
http://micak.exblog.jp/14600904/
2011-09-07T05:17:00+09:00
2011-09-21T00:31:23+09:00
2011-09-21T00:31:23+09:00
micak
時事・春夏秋冬
厳寒の真冬より、
季節の変わり目の方が体調を崩し易い傾向がある。
毎年そうした時期には(頻度順)アレルギー性結膜炎とか
肋間神経痛とか帯状疱疹になったりする。
今回は帯状疱疹になってしまった・・・。
という事で雨模様のとある晩夏の午後、
昔からお世話になっている近所の皮膚科へ行った。 道中初めて師事したピアノの先生のお宅があった所の前を
懐かしく思いながら通り過ぎた。
この辺りは小学生の頃はマイ・テリトリーで非常に馴染みだ。
勿論、昔と変わらない所もあれば、変わってしまった所もある。
今は自転車や車で素通りするばかりで、こうしてゆっくり歩く事は殆ど無い。
と、民家からピアノの音が聞こえてきた。
こちらからばかりではない、あちらからも。
そうか。学校から帰宅した子供達は雨なので外で遊ぶ訳にもいかず
ピアノの練習をしているという事か。
そう言えばその昔、遊びに行きたいのに
ピアノの練習を強要されたのがとてもつまらなかったものだ。
勉強するよりはまだマシ、と渋々やっていたという情けない子供時代。
・・・雨に、聞こえてくるピアノの音に
つと、昔の記憶が呼び覚まされる・・・・。
初めてのイタリア旅行だった。
ざっと長靴を約3週間で縦断する旅だった。
最後に訪れたのがタオルミーナだった。
一人でシチリアに行くなんて、と言われたものだったが
別にシチリアでなくてもそもそも何処でも一人で行きたい性分なのだ、
この頃はまだはっきりとした自覚は無かったが。
ともあれ何としても見たかったのだ、
タオルミーナの海が。グラン・ブルーの海が。
一般には真っ青な海に真っ青な空のイメージしか無い地中海地方だが、
残念ながら冬はそういう訳にもいかなくて、結構天気が悪かったりする。
しかもその悪天候ぶりも結構ダイナミックで、
小雨がしとしとそぼ降るとかというのではなく、
暴風雨に近いものがあったりする様な気がする。
そうすると旅行するのは冬ばかりなので、
いつも悪天に見舞われて不幸に見えるかも知れないが
天気の変化は早く、数時間後には晴れているという事が多いので
雨ばかりで泣かされたという記憶は無い。
そしてその日も雨だった・・・。
夏は観光客でごった返すのだろう街も
雨の冬の日は至って静かだった。
明日には此処を発たねばならないのでお土産を物色していた。
シチリアらしい刺繍のテーブルクロスが欲しいな。
適当に吸い込まれた家族経営らしき店の主は大人しそうなおじさんだった。
その観光客擦れしていなさそうな雰囲気も好感が持てたし
丁度セールをやっていたし
ほぼその店で買う気持ちは固まっていた。
階上から聞こえてきたピアノの音のせいで更にその気が押されてしまったと言っても
否定はできない。
バッハの平均律を練習していた。何番かは覚えていないが。
平均律を練習しているという事は低いレヴェルではない。
支払いをしながら主人に尋ねた。
当時はまだ伊語ができなかったので英語で尋ねた。
しかし彼は英語は殆どできず、伊語で返してきた。
息子さんが音大生なのか、音大を目指しているのか・・・その辺り曖昧。
伊語ができたなら、と思ったのは言うまでもない。
おそらく自慢の息子なのだろう、
尋ねられて嬉しそうだった彼のはにかんだ笑顔が印象的だった。
彼の写真が残っている訳でもその店の所在がはっきりしている訳でもないのだが
その彼の焼けた肌、剥げかかった頭、溢れる白い歯等が
鮮やかに記憶されている。
もし彼と再会する機会があろうとも
迷う事なく“彼だ”と認識できるのではなかろうかと思われる位、
鮮明なのだ。
そんな雨の午後。ピアノの音。ほのぼのとした小さな出会い。
病院からの帰り道。
コスモスが沢山咲いている空き地があるのにこれもまた初めて気付いた。
美しいのでまたそこを歩いて通りたいと思う。
冬になる前に仕上げたいからなのか最近はあちこちで工事をしている。
交通整理をしている作業員に行き同様、また歩行者用通路を開けてもらう。
ありがとう、お疲れ様・・・。]]>
ショウゲキテキ!!
http://micak.exblog.jp/14580978/
2011-09-06T05:20:00+09:00
2011-09-24T03:33:20+09:00
2011-09-18T05:38:36+09:00
micak
映画
“X-men:First Classe”以来、
ミヒャ熱に再び燃やされていたこの夏。
“300”なり“HEX”なり“くまさん”等等
ヘヴィロテの夏となった・・・。
“Centurion”はやっと借りてきて観た。
うん、DVD買っても良いな。
そして英国に注文してゲットした、“Hunger”。
これが、色々な意味で衝撃的だった・・・。 “Michael Collins ”は観た。ケン・ローチの“麦の穂をゆらす風”も、観た。
その昔、“Sunday Bloody Sunday”は素晴らしいと思い、
U2のコンサートに足を運んだ事も実は、ある。
アイルランドの歴史については
例によって高校の教科書に詳しく書いてあるはずも無く、
こうした映画や本やドキュメンタリー等でうっすら断片的に知るのみである。
なのでアイルランド人の痛みや苦しみをどの程度知っているか?と尋ねられれば
殆ど知りません、ましてや“分かる”なんて
烏滸がましいにも程があると言わねばならない。
だが、この“Hunger”は相当来た。
見えない小さな刺がいつまでも抜けない、ではない。
大きなささくれ立った木片がぐっさり刺さっているのだ。
それ程何が衝撃的だったかと言うと。
刑務所内の暴力というのは想定内だったのでそう驚きはしなかった。
抵抗のカタチとそれを遣り遂げる強さが衝撃だった。
こういう抵抗スタイルって有り?
いや、日本人の感性からすると有り得ない。
自分の主義主張そして国の為に命を掛けるか?
ここまでやるか?
昔ならそういう事も珍しくはなかったかも知れない。
だがこれはそんなに昔の話ではないのだ、
僅か30年前のサッチャー政権時代の実話なのだ!
という事でまず、史実的に衝撃。
更に映画的には。
耳に馴染まない北アイルランド訛り
(ミヒャも本当はこういうアクセントの方が楽なのかな?)。
全体に言葉も音も少なく、それが映像の美しさを引き立てる・・・・
その被写体はしばしば汚物だったり痛々しい肉体だったりするのだが。
言葉の代わりとも言えるだろうフラグメント・
散りばめられる象徴とも言える小さな細々とした事柄や物や音が
実に効果的。
それ等によってここが何処であるのか、何時なのか、
どういう背景なのか、何を思っているのか等等、雄弁に語らせる。
正しく“百聞は一見にしかず”、確かに視覚に訴える方が一瞬で済む。
静かだからこそ映える音が観る者の五感を研ぎ澄ます。
実に上手い。
音の無い美しい世界はしばしば幻想的で現実味を損ねるものだが
この場合、むしろより残酷だ、何故ならこれはノン・フィクションだから。
ミヒャの熱演も光る。
神父との長いワン・ショット会話シーンは圧巻だし、
プロなのだから当然と分かっていてもあの激ダイエットは凄い・・・・。
それにしてもことアイルランドの苦い歴史映画となると
アイルランドの俳優さん達は皆一生懸命大熱演な様な印象を受けるのだが
(しかもチームワーク良く)
これも愛国心のなせる技?
価値ある一本だと思う、好き嫌いはあるだろうが。
この映画は日本では一般公開されなかった
(2008年東京国際映画祭で上映されたらしい)し、
国内盤DVDも出ていない。
日本ではこうした問題は縁遠いし、
数々のカットは美しいのかグロテスクなのか微妙とも言えるだろうし、
歴史と宗教と政治が複雑に絡み合った話は鬱陶しいだろうし、
こうした刺激に嫌悪感を覚える観客も少なからず居そうだし、
要するに売れないだろうからサヨウナラ。
実に残念だ。
是非、公開は無理としてもせめてDVDは出して欲しい。
これは観るべき映画だ。いや、観なくてはならない映画だ。
目を背けたくなる、神経を逆撫でされる、痛みを覚える、
だがこれがアイルランドの真実。
綿菓子の様な居心地良く甘い・癒し系或いは
ジェットコースターの様なストレス発散系の映画も大事だが、
こうした刺々しい、考える事を強いる映画も必要だ、
何故なら生きる事は決して楽ではないのだから。
厳しい現実から目を背けるべきではない。
我々はもっと知る必要がある、
真の平和と真の民主主義の為に、より良き未来の為に
そしてしっかりと地に足を付けて生きる為に、と思う。
実はIRAというのは単なる過激なテロリスト集団だと思っていた
(何という無知!何という危険!)・・・・。
以前スペインはバスクを訪れた際、
その緑豊かな美しい風景を見、美味しい物を食べ、美味しい酒を飲み、
彼等の言語を耳にし、彼等と同じ空気を吸う事で
ETA(バスク祖国と自由:バスク地方の分離独立を目指す組織)の気持ちを
ほんのちょっぴりではあるが感じ得たものだったが、
今回IRAがそもそも何なのか、初めて正対した気がする。
先の5月、エリザベス女王はアイルランドを訪問した。
英国君主としては何と100年ぶりだったそうだ。
100年・・・あんなに近いのに。
これも英国とアイルランドの溝の深さの表れなのだろう。
5月なので“折しも”と言うにはタイムラグがあるが
とりあえずアイルランドでは女王訪問は今年の10大ニュースの一つになるだろうし、
何故今“Hunger”なのか?という問いに対しての
尤もらしい答えとなり得る。
9.11も近いし。
いや、勿論実際はミヒャ・ファンとして気軽に手に取ったのだが、それが
おそらく一生“お気に入り映画リスト”から外れないだろう一本だった事に感謝。
ふぅ。“ネタバレになっちゃいかん!”と思いつつ語るのってちょっとストレス・・・。]]>
北海道プロヴァンス?
http://micak.exblog.jp/14521751/
2011-08-31T05:30:00+09:00
2011-09-09T05:46:40+09:00
2011-09-09T05:44:27+09:00
micak
雑
毎日食事の支度をしなくてはならないので
毎日の様に買い物に出掛ける。
この所頻繁に(本当に、物凄く頻繁)行くスーパーは
決して近くはないのだが
主に新鮮かつ結構珍しい物もある・魚介が目当で通っている。
基本、“安い”スーパーなので至って庶民的なのだが。
時折スプーン型のチョコレートとか生ムール貝とか
“洒落た”物も入荷される。 野菜を洒落た物として分類するのは
どうかとも思う所ではあるのだが、
ロマネスコ(ブロッコリーの一種)が並んでいるのを見た時は驚いて喜んだ。
欧州で度々見掛け、度々食べていたからだ。 ↑ エクサン=プロヴァンスの市にて。
それがデパ地下とかオシャレでスノッブな食料品店とかではなく、
およそ場違いとも言える(何時もお世話になっているのに失礼!)
こうしたスーパーで買えるのが嬉しいのだ。
と思ったら先日はメロン。
夕張メロンと同じ様な大きさ、同じ様な色。
しかし、皮の模様が違う。縦に大きく縞模様が入っている。
札には“マルセイユ・メロン”と書かれているが。
これは!
間違いなくあの、アレクサンドル・デュマも愛したカヴァイヨンではないですかっ!!
勿論早速購入。
実は名高い夕張メロンは自分にとって大好物とは言えない。
余りに甘過ぎるのだ。とても美味しいとは思うのだが、毎日食べたいとは思わない。
だがこのカヴァイヨンは同じような鮮やかな赤肉でありながらもう少し軽い味わい、
つまり抑えた甘さで香りも良い。
この北海道の欧州に似た気候風土を生かして
洋野菜や果物を積極的に作っている農家さんが居るという事が嬉しい。
思えばカヴァイヨンの所在するプロヴァンス地方は
言わずと知れたラヴェンダーの産地。
北海道もラヴェンダーとメロンが有名。
気温の点から見ると
温暖なプロヴァンスと寒い北海道ではかなり違いがあるのは事実だが、
共通点も少なくないというのもまた事実だという事だろう。
実際、ロマネスコやカヴァイヨン以外にも
チコリやルバーブを作っている所もある。
ビーツは葡語の先生が家庭菜園で作っている位だし、
ハーブ・フェンネルは家の庭にも生えている。
その気になればいくらでも作れると思われる。
問題は、消費する人がまだまだ少ないという事だ。
折角のロマネスコもカヴァイヨンも盛大に売れ残っているのでは意味が無い。
知らない・見た事も無い物を前に買うのを躊躇するのは当然の事だし、
その食べ方なり調理法なり味なり価値なりを知らなければ買わないのも当然。
折角恵まれた環境にあって
様々な日本人にとって新しい野菜や果物に出会えるチャンスが多いのだったら
それを生かさない手は無い。
北海道の農業が減反やTPPに負けない為にも
生産者のみならず消費者にも啓発がもっと必要なのだろうと思う、今日この頃。
嗚呼、フィニョッキとセロリアックとコールラビ作ってくれないかしらん?
・・・コールラビは以前近所のオシャレな週末マルシェで売っていたけれど
頻繁に買える値段ではなかった。
普段行く安いスーパーでこれ等の野菜が普通に売られる様になって欲しい。
いや、まさしく今、そうした傾向が少しずつ進みつつあるのだろうが
それがもっと大きく強い流れになって欲しいものだ。]]>
そして突如シャットダウンする、夏。
http://micak.exblog.jp/14521622/
2011-08-18T03:48:00+09:00
2011-09-09T04:00:06+09:00
2011-09-09T03:58:15+09:00
micak
時事・春夏秋冬
去年程までではないが、今年の夏も結構暑い。
特に先週はエアコンが家にあってつくづく良かった
と思わざるを得ない暑さ!!
昔は。
夏のピークと言えば7月の最終週だった。
7月の29、30、31日辺りに真夏日があり、皆で海水浴に行くのだ。
そして8月に入った途端夏の衰えが見えだし、
2週目ともなると海で遊ぶには適さなくなってしまう。
だがここ数年、温暖化の影響で北海道の夏のあり方も変わりつつある。
梅雨を思わせる湿気の多い初夏、夏のピークのズレ。
7月下旬より8月前半の方が暑い。
そして今年もやはり2週目の暑さは酷しく、しかもその暑さには勢いがあって
まだ暫くは続きそうな気配だった。
しかし。
雨が降り、それが上がってみると空気は
すっかり入れ替わってしまったらしく
むせ返る湿度ではなく今までとは違う匂いがした。
ひんやりとした、秋の匂いだ。
と思うと
この所格段に早く訪れる様になってしまった夕暮れに、
今までとは異なる透明感を持つ陽光と長くなってしまったその陰に、
寂寥を覚え胸がちりりと痛む。
嗚呼、夏が終わってしまう・・・。
見上げると空に浮かぶのはもくもくとした積乱雲ではなく、
秋の鱗雲。
何だかんだ言って
結局お盆イコール夏の終了という北海道方程式は変わらない、という事だ・・・。]]>
実に、惜しい・・・・。
http://micak.exblog.jp/14500442/
2011-08-17T04:13:00+09:00
2011-09-06T04:44:27+09:00
2011-09-06T04:41:21+09:00
micak
雑
夏休み中は何時ものプールも少しばかり表情が違う。
常連以外の、水遊びに来る人が増える。
特にお盆の頃は家族連れが増える。
そんなある日。 いつもの様にいつもの場所でシャワーを浴びていたのだが、
隣の隣には年配の女性が居て、やがてその親族らしき少女が隣に来た。
小学校高学年か中学生になりたて位の年頃だろうか。
夏休みで札幌の親戚の家に滞在していて、
水泳が趣味のお祖母さんと一緒にプールに来てみたといった図っぽい。
すらりと伸びた手足、腰まで届く豊かな黒髪、
小麦色に焼けた肌に似合う水色の水着。
所謂“ケータイを持った猿”的な、
自由と野放図を履き違えがちなヤンママに育てられた、
人に濡れた体でぶつかっても知らん顔だったり
人の荷物の上に自分の鞄をどさっと置いたりする
デリカシーの微塵も無い、躾が全くされていない
騒々しい子供達が多い昨今、
その彼女は行き届いた動作でシャワーを浴びていた。
よく“食事をしている姿を見ると、育ちが分かる”と言うが、
何も食事に限らない。
シャワーも含めた日常の何気ない無意識の仕草や身のこなしで
その人の育ちが伺えると思う。
ドアの開け閉めの時、何かを置く時、
立ったり座ったり歩いたりしている時、etc.etc...。
意識している時は自分を“作る”事もできるだろうが、
意識していない時は“地”が出てしまうのがヒトだろう。
或いは幼い頃からモラルを躾けられているかどうか。
盛大に飛沫を撒き散らす(注;このプールのシャワーは仕切り壁が無い)
だけならまだ仕方が無い(シャワーを浴びるのが未だ上手とは言えない日本人・・・)
かも知れないが、
いい大人が自分の出したシャンプーの泡はそのまま放置なのに
自分の足が汚れるのは嫌だとばかりに
シャワーサンダルを履いたりしているのを見ると
悲しくなってしまう・・・。
その少女はシャンプーし終わると
優雅な慣れた手つきでその長い髪をさっとまとめていた。
長い髪、良い姿勢はバレエでもしているのだろうか?
お祖母さんらしき人との漏れ聞こえる会話からは
その関係の良さも伺える。
好感が持てると思った。
その刹那、彼女が顔を上げた。
濃い眉は良い。が。
・・・・下顎が著しく小さかった・・・・。
嗚呼、残念!小さ過ぎる顎の為、プロフィールが
台無しになってしまっている。
それさえ無かったら、かなりな美少女なのに!
“余計なお世話!!”なのだろうが。
いや、本当に惜しいと思うのだ。
“ほっといて!”と言われても、
彼女に上顎前突の矯正を受けさせる事を激しく希望。]]>
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