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寒い!
by 札幌窓辺のねこ
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“宮廷画家ゴヤは見た”。
d0032633_25398.jpg最近映画館になかなか足を運べていなかったのだが、
これは見逃す訳にはいかない!とばかりに上映期間終了間際に映画館へ。
何と言っても好きな画家の一人、ゴヤ。
しかもハビエル・バルデム。
しかもミロス・フォアマン。
ゴヤが“物語”の主人公なのではなく、
彼の目を通して見た、激動のスペイン。
主人公はその激流を乗りこなそうとして破滅したロレンソ神父;
バルデムさんは相変わらず見事な演技。
もう一人の主人公は悲劇のヒロイン、
イネス;ナタリーちゃんは迫真の演技、
素晴らしい。
こうしたきちんと演技ができて、かつ美しい若手の存在は貴重だと思う。
傍観者のゴヤ、彼自身の人生もかなり波乱万丈だったはずだが、
あえて今回は天才芸術家にしては珍しく世渡り上手な設定、
その優柔不断さに多少苛立ちを覚えても、それがかえって人間らしかったり
彼の視線のほの暖かさが激しく血なまぐさい背景やストーリーを中和してくれる。
つまりそうした微妙なスタンスを演じたスカルスガルドさんも
素晴らしかったという事なのだろう。
もっと“芸術!”な映画なのかと思っていた
(実際にゴヤの絵画や版画や版画作成の工程もあり、
そうしたシーンでは美術鑑賞心が満たされる)が、
それより激動のスペイン史、そして運命に翻弄される人間ドラマ。
無敵艦隊と呼ばれていた黄金時代が過去の栄光となり、
近代化の波に取り残され、
英仏の二大勢力に挟まれ翻弄されるスペイン(ポルトガルもそうだが)。
イベリア半島戦争。
“Sharpe”シリーズを思い出す。
そしてプラド美術館の、あの、ゴヤの絵を再び思い出す。


3人の名優のせいもあり、冒頭からラストまで引き込まれた。
だが、いきなり“15年後”と飛ばされたり、消化不良な感も否めなかった。
歴史ドラマとしては説明不足だし、人間ドラマとしても掘り下げが足りない様な。
欲張り過ぎ?
折角な設定なのだから、最後まで丁寧に作り込んで欲しかった。
・・・・まあ、それには時間も予算も限りがあるという事か。
たった2時間余りではゴヤの一生も激動のスペインも
壮大過ぎて描き切れないという事か。
それから、“アマデウス”の時はドイツ語であって欲しかったのと同様、
スペイン語であって欲しかった・・・。
d0032633_26519.jpgしかしながら、とりあえず見応えのある、価値在る一本。

蛇足ながら下の記事に関連して。
ビジャ・レアルのGK、Diego Lópezを見る度、
エル・グレコの絵に出てくるイエス様の様だと思うのは自分だけだろうか・・・・。
d0032633_284957.jpg


さて。予告編も見たし、次はいよいよユアンの“彼が二度愛したS”!
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by micak | 2008-11-07 03:57 | 映画
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