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寒い!
by 札幌窓辺のねこ
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入院日記 その⑤。
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何だかんだ言っても、もう明日には退院である。
暇な様でいて、濃厚な部分もある日々だった。
何が濃厚かと言えば、
自分の腹にメスが入ったのも濃厚だが、
同室の人々との出会いも結構濃厚。
隣の彼女はつい昨日、長く不明だった高熱の原因が
どうやら難病らしいと分かってきた。
その向かいの彼女は腎臓が悪いらしく、
若くして既に入院も4回目、食事制限も受けている。
その隣、つまり向かいの彼女は。
卵巣腫瘍の摘出と似た始まりだったが、
彼女の場合、取ってみたらそれは悪性、
卵巣を摘っても駄目、子宮を摘っても駄目、
リンパを摘しても駄目で、今後は化学療法になるそうだ。
つまり、癌。
化学療法で失われると思われる頭髪の為に
既にカツラを作ってあると明るく言い放つ彼女は偉い。
癌に負けてなるものかとばかりに
ポジティブに一生懸命明るく生きている。
その枕元はさながら小図書館の如く本がずらり。
きっと絶望に泣いた日もあるだろう、それも何日も。
運命や神を恨んだ事もあるだろう、それも何度も。
そうした時、紐解いた蔵書が彼女に生きる勇気と望みを与えたのだろう。
どう見ても絶望的な状況なのに、
彼女のそうした潔い態度は痛々しくさえもある。
だが。それしか道は無いのだ・・・・。
そういう勇気有る人も居る。
かと思うと、自らの命を捨ててしまう人も居る。人は様々だ・・・・。

さて、昨日・今日と夜に我が悪友達が見舞いに来てくれた。
彼女達はそういう点ではなかなか律儀なので、
無理してでも見舞いに来るだろう事は分かっていたので、
手術が無事完了するまで敢えて具体的日程を知らせていなかった。
昨日の昼にメールで知らせると、その夜には早速来てくれたという訳だ。
花も嬉しかったが、何と言っても嬉しいのは、
“笑えた”事だ。
考えてみると入院からずっと笑っていなかった。
いや、実は笑うと傷が痛んで困るのだが。
微笑む事はあっても、腹の底から笑う事が無かったのだ。
鏡に映る疲れた顔は手術のダメージやストレスの為だけでは無かった。
顔の表情筋を動かす機会が無かった為でもあった。
つまらないお喋りをして心の底から笑う。
それは親が面会に来ても、得れる物ではない。
持つべきものは、親より友達・・・・かも?
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by micak | 2008-09-06 22:14 |
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