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寒い!
by 札幌窓辺のねこ
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本日のStéphane☆【グリュッター・コーチとの別れ】。
本日のStéphane☆【グリュッター・コーチとの別れ】。_d0032633_5401690.jpgローラン・ギャロスの試合を興奮して観終わり、
ネットに接続してみると。
あらあら、大層騒がしい事!



遂にステファン君がコーチを変える決心をした模様。
この夏のアジア・ツアー終了と共に、米国はニュー・ジャージーに引っ越すとの事。
ソースはコチラ
グリュッター・コーチとはかれこれ13年の付き合いで、
途中遅い思春期ステファン君が飛び出しそうになった事もあったり、
様々な困難も共に乗り越えてきた、まるで本当の“お祖父ちゃん”と“孫”の様な。
コーチの愛情溢れる眼差しと穏やかな笑みが素敵だった。
例によってフィギュア界については全く素人なのでよくは知らないが、
13年も同じコーチだった選手は他に居ないのでは?

だが、大人になったステファン君が行き詰まっていたのも事実。
先のイェーテボリの世界選手権での結果がそれを如実に語っていた。
しかもスイスという環境は。
この小さな国はオリンピック・銀メダリストで2度の世界チャンピオンの彼を
かなり大事にし、可愛がっている様に見える。
(日本や米国のアイドルやセレブ扱い程ではないにせよ。)
彼にとってそれはとても居心地の良い事ではあるだろうが、
ぬるま湯の様な状態だったとも言えるのではないだろうか?

2年後のヴァンクーヴァーでは絶対勝ちたい、という事だ。
その為にはより厳しい環境に飛び込んでいかなくてはならない。
かつて米国をツアーした時にはホームシックになってしまったと言う。
ラテン系欧州人にとって、米国での暮らしは色々とキツイだろう。
チームのメンバーも伴わず、単身で行くというから、
しばしば風邪を引く彼には体調管理も大変だろう。
だが、それでも勝つ為には甘い事は言ってはいられない。
選んだコーチはジョニー・ウィアーのコーチ。
以前、“ウィアーを見習って”と書いた事があったが、
フィギュア界の事をよく知りもしないのに、測らずも当たってしまった・・・・。

まあ、とは言っても、
浅田真央選手もかつては米国に拠点を置いて練習していたのだし、
スイスにはしばしば帰るそうだし、
NJと欧州は近いし、
ジョニー・ウィアーとは仲が良さそうだし
(だが、コーチはトップ・レヴェルの選手を同時に二人も抱える事ができるのか?)、
彼のしなやかな感性とポジティヴさを持ってすれば、
米国での暮らしもきっと楽しく充実した物となるだろう・・・・
と、思いたい。
by micak | 2008-06-07 04:36 | Stéphane Lambiel
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