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寒い!
by 札幌窓辺のねこ
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マンチェスター、倫敦、イングランド・・・。 Vol.2
マンチェスター、倫敦、イングランド・・・。 Vol.2_d0032633_841181.jpgそれに、その朝食・・・・。
所謂、イングリッシュ・スタイルの、激しくヴォリュームのある、アレである。




バイキング形式だったのだが。
数種類のソーセージやらベーコンやら卵やら変に甘い味付けの豆やら・・・・。
サラダや果物が沢山あるのはまあ、良い。
ポリッジが在るのも、むしろ良い。
だが、あのいかにも肉食動物的な、見た目も美しくない・質より量的なのは・・・。
バイキングって、形式がバイキングなのではなくて、人種がバイキ・・・(以下自粛)・・・・?
しかも各テーブルにはどーんと美味しくなさそうな珈琲のポットが。
(英国の珈琲は美味しくないので、ホテルの朝食では紅茶と決めている。)
それらを何度もおかわりをしてガツガツと食らう彼等・・・。
ゲンナリして、ホテル代に朝食が含まれていなかった事もあり、
以降はホテル向かいのイタリアン・ファストフードの店で朝食を取った。
やはり朝食代は別だったが、
美しく盛られた美味しいチーズやスモークサーモンを
シャンパンと共に頂いていたリスボンが懐かしい・・・・。
いや、泊まったホテルが悪かったというのもあるだろう。
もっと高級なホテルなら、エレガントな朝食も有り得るだろう。
リスボンでは高級なホテルを選び、
物価の高い英国ではランクが下のホテルを選ばざるを得なかったのも事実。
英国でシャンパン付きの朝食を出すホテルに泊まったら、一泊いくらするだろうか・・・。
だが、ホテルの格の問題ではない。
もっと根源的な事だ。
“食べる”事に対する意識の違いだ。
カトリックの南西欧州大陸のラテン系の人々は、食に関して一種の美意識をしっかり持っている。
美意識を持つという事はそれに対してかなりな(精神的にも物理的にも)エネルギーを注ぎ込むという事で、
結果、出てくる料理は美味しい。
食べ方にも流儀がある、それがたとえ上流階級でなくても。
食べる事が彼等にとってとても大切なのがよく分かる。
一方、カトリックではない北欧州非ラテン系の人々は、
食とはカロリーの補給でしかなかったりする。
言い過ぎかもしれない。
だが、根本はやはりそこだ。
プロテスタントの考え方とも言えるだろう。
“食”に喜びを求めてはいけないのだ・・・・。
なので、空腹さえ解決できればあとはどうでも良い、みたいになってしまう。
食べ方も気にしない。マナー云々という事ではない。
マナーに関してなら、コンチネンタル人にも悪い人は沢山居るし、
特にアッパー・クラスの英国人はむしろ五月蝿いだろう。
食べ物及び食べる事に対するリスペクトの違いがあるという事だ。
・・・独逸は未踏なのだが、同様な事が言える様に思う。

寒さと食に関するデリカシーの無さ。
これは何だろう、といつも思う。
宗教の影響以外に。
このデリカシーの無さは新教が生まれる以前からあったと思う。
気候風土も関係するだろう。
温暖な南欧では寒さに弱いのは当然だし、
身近に豊かな食材があれば、黙っていても食文化は発展するだろう。
一方、英国や独逸では寒さに強くなければ生きていけないし、
ジャガイモと豆と玉葱と人参だけで長い冬を乗り切らなければならないというのは、
遠い過去の話でもない。
でも、それだけでは根拠としてまだ足りない。
やはり人種の持つ特性か。
ラテン系とアングロサクソン・ゲルマン系の違い。
日本人から見ると白人は皆同じに見えてしまうのだろうが、
外見上も、性格も、得意技も違うのだから、センスやフィーリングが違うのも当然だ・・・・。

マンキュニアンの中に、プリミティブなアングロ・サクソンの面影を見た、という所だろうか。
寒さに強く、味覚に疎いばかりではない。
先進ファッションの地でもある英国のはずだが、
どうやらそれも倫敦のしかもごく一部での話らしく、
マンキュリアンは残念ながらそうではない。
はっきり言って、地味でダ・・・・(以下自粛)。
いや、倫敦で目を引く素敵な人にしばしば出会った訳でもない。
なんだか英国全体、もしかして近年ファッション的にレベルが落ちている?
イタリア辺りでははっと目を引く素敵な人はやはり多い。
単純に外見が美しい女性、男性。
ファッション・センスが素晴らしい老若男女。
争点がそういう所ではなく、知性や人生の歴史が内面から滲み出て、
それが美しい大人や年配の人々。
人々は日々見、見られる事によって磨かれる。
一方、英国人はあまり見たり見られたりしない。(この点は日本人と共通する。)
戦前生まれ箱入り娘の母は、“男性から声を掛けられるなんて恥だわ!”と言うが。
褒められて嬉しくない人間が何処に居よう。
ラテンの国々では別にナンパではなくても、声を掛けられる事が珍しくない。
“素敵な髪の色だね”とか、“目が綺麗だ”とか、“キミの笑顔が好きだ”とか、
“なんて綺麗な肌なんだ!ホッペにチュウしていい?”(行き過ぎ、いいワケない)とか、
“なんて可愛いんだ!”といきなりガバと抱き締められてキスされる(これも行き過ぎ、大迷惑)とか、
“キミは薔薇の花の様に美しい”等とノタマいながら手の甲にキスする(やり過ぎ)とか、
その辺は流石である。
まあ、行き過ぎで迷惑な事もよくある(しかもこういう事を気軽に言うのは大体おじさんかお年寄り。若い人は恥かしいのであまり言わない)が、
たとえそれがお世辞と分かっていても“綺麗だ”と言われて
女性ホルモン分泌が活発になってより肌が輝くのが普通の女性だろう。
褒める方はそれを知っていて、だからどんどん褒める。
或いはたまたま歩いていて素敵な花とか服とか花瓶とか車とかを見つけた時に
感嘆の声を発するのとあまり変わりなかったりするのだ。
しかも、基本、思ったり感じた事は躊躇無くすぐ言葉に出すタイプだ。
ところが日本人も英国人もあまりこういう事は言わない。
人を見るのは失礼なので、見ない様に心掛けている様子だ。
(ラテン人は興味を惹かれると人でも物でも結構じーっと見る。
いつもそうだし、悪意の“じーっ”ではないので、見られても意外と気にならなくなる。)
なので、人々は他人の視線によって磨かれる事があまり無いらしい。
無頓着な服装、目を疑う様なセンス(の悪さ)・・・・それが、倫敦でさえも。
そう言えば、ノーメーク率も高かった(自分もよくスッピンだし、ごてごて化粧していれば良いというものでもないが)・・・。
コサージュを髪に付けている若い女性を時々見掛けたが、アレは何?
・・・コサージュを束ねた髪の根元に付けるのなら異論は無い。
ただ下ろした横分けの前髪にドーンと付けていたりする。
昔のヒッピームーブメント?・・・なのに服装は違う。
トロピカル?・・・・なのに黒のミニのワンピース(しかも足が太い)・・・。
うーん理解できない・・・。
それともこれが今の英国のトレンド?・・・いや、それにしては服が全然お洒落じゃないのですけれど・・・。

等という風なので、若干くどい感じが否めないながらも
とりあえずグッド・ルッキングでお洒落だ(うーん、そうかなぁ・・・・。)と言われるクリスティアーノは
マンチェスターではサッカー以外の事でも相当目立つと思われる・・・・。
(彼のファッション・センスは今一だと思う。ラテン国の未熟なその辺に居るあまり育ちが良くなさそうな男の子と変わりない。
つまり、あまり趣味が良いとは言えない。
勉強と経験を積んで、もっと素敵になって欲しいものだ。
・・・まあ、サッカーが上手けりゃいいのか・・・。)
by micak | 2008-03-04 08:04 | 旅行・地域
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