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寒い!
by 札幌窓辺のねこ
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またまた十字軍。
いかん。
映画に触発されて、十字軍を調べだしたら、きりが無い。
しかも、面白いので時間を忘れてネットサーフィンしてしまう。
もう、“映画”のカテゴリに入れるにはアレなので、“雑学”カテゴリでも作ってしまおう。

で、Sibyllaについてもう少し調べてみた。
をを、Sibylla d'Anjou de Reineというのが正式な名前らしいから、
それでは数多くの王(有名所では、ルイLouisⅩⅥ世とか、スペイン国王フェリペPhilippeⅤ世とか、etc.。)を輩出している、かの有名なアンジュー家のお姫様、ということだ。
父親はアンジュー家の王アマルリックAmalricⅠ、母親はカペー朝ルイⅥ世から始まる名門クールトネイCourtenay家のアニェスAgnès。
このAgnès、15歳頃にAmalricと結婚したが、29歳の時に旦那が死んでしまい、
翌年、再婚している。
その相手が、BalianⅡの兄、Hugues。
という事は、BalianとSibyllaは血こそ繋がっていないものの、
親族と言えるのではないか?・・・・まあ、当時なら珍しくもないか。
更に、このAmalric、1170年にマリア・コムネノスMaria Comnenusと結婚している。
え?という事は、Agnèsとは離婚したのか?
それとも一夫多妻か?(この辺り、また調べたい・・・。)
ともあれ、このMariaもまた、
父ビザンツ帝国コムネノス朝皇帝Byzance, Manuel I Comnenus Empereur 、
母Tripoliトリポリ王妃という豪華な家の出。
・・・政略結婚というのが見え見え。
このMariaとの間に生まれたのが、Sibyllaの異母姉妹、Isabella。
このイザベラも色々逸話があるみたいなので、また後ほど。
そして、当然ながらMariaもAmalricの死後、再婚している。
その相手が、我等が(笑)BalianⅡなのだ!
うーむ、複雑に絡み合う、家系図。

またまた十字軍。_d0032633_334449.jpg

ヒストリカル地図。
なるほど、トリポリってここなのかぁ!
“Kingdom”というのは、つまりココにキリスト教徒達が勝手に作り出した
領土ってワケなのですね。
・・・そう思うと、この映画の題名って、意味が深いな。

※十字軍については主にWikipedia the Free Encyclopedia の日・英・仏サイトで調べました。
婚姻の記録はこちらで。Wikipediaとちょっと年号が違ったりしていますが・・・。
by micak | 2005-05-27 03:28 | 十字軍
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