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寒い!
by 札幌窓辺のねこ
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Woody Allenの“L'adultèreラデュルテール・・・不貞”インタビューⅡ。
例の低気圧のお陰で雨なのだけれど、
寒い!
初めて居間のストーブを焚く、ちょっぴりだけれど。
そうそう、一昨日は雪虫を見かけたから、
まあ、もう寒くても当然な季節ね・・・。



F: 登場人物の風刺について教えて頂けますか?

W: 短編劇では、登場人物はよくアニメのヒーローみたいになってしまうね。
たった一幕では、彼等の人生の細かい所や深い所を表現するには、あまりに時間が足りない。
それで、面白い作品を書くのは、一層難しいという事さ。

F: “Riverside Drive”はどんなストーリーですか?

W: NYの川岸で偶然出会った二人の男の話だよ。
一人は中産階級のコンサバで、もう一人は完全に馬鹿な奴。
二人の関係はとても面白いんだ、二人共独創的な概念を持つからね。

F: ファンタスティックな話なのでしょうか?

W: そうだよ、想像力を掻きたてる話。
NYは、通りで眠ったり・時に危ない、変な人が一杯だからね。
でも、もし君がわざわざ彼等に分け入って話してみたりすると、
情熱的な人に頻繁に出会ったりするんだよ。
彼等は、ただ違った人生の見解を持っているだけなんだ。

F: そんな人に会った事はありますか?

W: ある日、ある男が言いだしたんだよ。
私が彼の映画のアイディアを盗んだとね。何故なら、私が彼のアパートに居て、それを聞いていたというんだ。
私は大体彼を知らないし、そんな話を聞いた覚えも無いし、でたらめだ、と彼に説明したんだがね。
でも、彼は譲らなくてね。
終いには彼の家族と連絡を取って、病院に連れて行ってもらったさ。

F: この劇の登場人物の一人は浮浪者ですね。貴方の作品の中では、初めてではないですか?

W: 確かに私は金持ちや上流階級の登場人物を書く事が多いね。
若い頃、パーク・アヴェニューのペントハウスに住み、使用人にキャヴィアにシャンペンな暮らしをしている様な人が出てくる映画が好きだったんだ。
Billy WilderLubitschの映画は本当に楽しかったね。
いつもとびきりの美人が登場して、会話はとても洒落ていたね。
一方この作品では、登場人物はとても貧しくて路上で暮らしている。
それは私にとっては珍しい事だね。
その男はね、かつては広告界の天才だったんだけれど、
人殺しをするまでにおかしくなってしまったんだ。

F: “Old Saybrook”のテーマは何ですか?

W: よりシュールな着想でね、現実と幻想の間で。そういうのが好きでね。
“The Kugelmass Episode”では、ボヴァリー夫人と現代の男とのロマンスを書いた。
それに“カイロの紫のバラ”に同じ手法が見られるね。
(つまり、“クーゲルマスのお話”の様なストーリーを“カイロ~”の様なコメディー仕立てにしたという事でしょうか?)

F: “Central Park West”は最も貴方の映画らしい様ですが。

W: その通り。この作品の最重要登場人物は、精神分析学者なんだ。
私にとっては易しい主題だね、精神分析に関してはよく知っているからね。
実際にこの作品の精神分析学者の様な人を知っているんだよ、
とてもしっかりした、素晴らしい女性なんだ。
初めは、この作品は3幕になるはずだった。
でも、書いているうちに段々と1幕にした方が良いと思うようになったんだ。

F: この3部作は、とても軽くてかなり辛辣な、人間味溢れるコメディーと言って良いのでしょうか?

W: そう、辛辣でシニカル。
殆ど喜劇、とは言ったけれど、私の映画の様に、しばしばちょっと哀しいんだ。
何年も、ジャーナリスト達は私の映画が可笑しいけれど哀しいと書いてきた。
きっと私は元来哀しい人間なんだよ。
何かしら可笑しな物を書いている時、病的になる事は無かったにせよ、しばしば哀しくなった
というのは本当だからね。

F: 貴方はこのい作品のうち二つ、“Riverside Drive”と“Old Saybrook”をNYで上演しましたね。
その経験は如何でしたか?

W: 自分が映画の方が好きだという事がはっきりしたよ。
劇場は毎日同じ事で、飽きてしまう。
映画はね、俳優さえ優秀であるならだよ、フィルムは永遠に不変だからね。
演劇はね、そうは行かない。
ある日はうまく行ったとしても、次の日は分からない、という様に不確実だからね。
だから仕事はより難しいんだよ、そして私は難しい仕事は嫌いなんだ。

F: 誰か他の人が上演にサインする時は嬉しいですか、それとも貴方の意図がきちんと盛り込まれていない事を案じて恐ろしいですか?

W: 確かに、演出家が作品を理解してくれないのではないかとか、
満足できない点があるとかで、時折怖いね。
でも、大抵は演出家は良いアイディアを持って来てくれる。
彼等の見解は私のより面白い位だよ。

F: 舞台に立った事はありますか?

W: 60年代に、私の作品“Aspirin for Two”でブロードウェイの舞台に立ったよ。
楽しかったね、一緒に舞台に上がっていたDiane Keatonと暮らしていてね。
彼女とTony Robertsと、いい時代だったよ。
芝居をやる時、昼間は好きな様にやっていたよ。
私は書いたり、休んだり、野球の試合を見に行ったりetc.。
で、夜8時になると劇場に行って、1時間半演じ、それから友達とレストランに繰り出した。

(続く)
[PR]
by micak | 2006-10-08 07:34 |
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