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寒い!
by 札幌窓辺のねこ
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苺に寄せて・・・。
d0032633_513024.jpg仕事でしばしば行く某郊外は新興住宅地であるが、かつての農地を少なからず残し、
現在の住民もその殆どが多かれ少なかれ家庭菜園を営んでいる。
その仕事先宅も例に漏れず、夏の終わり頃ともなると、
毎年どっさり野菜を頂くのだが。
そのお宅、玄関前は何気にワイルドフィールドといった感じで、
サクランボ、苺、フランボワーズ、ブルーベリー、カシス等が
野花と混在している。(家の裏にはプルーンもある。)
家の主は基本、忙しくて野菜以外は放任。
まあ、野菜にしてもいつも“どうぞご自由にお採り下さい”と太っ腹にも
鋏とビニール袋が置いてあったりするので、
こちらが勝手に収穫するのだが。
今年もサクランボと苺を頂いた。
いわゆる“天然物”のそれは、外見は不揃いながらも、
味がしっかりしていて、美味しい。
特に、地物の苺というのは、ただ大きくて甘いだけのハウス栽培のとは大違い。
飛び回る蜂を避けながら、ラベンダーの下に赤く隠れているのを、
一つ、二つと摘む。



・・・・・少年は最も大きく美しい苺を一粒選ぶと、
冷たい水で洗って差し出した、さあ、どうぞ、と。
ふと、そんな過去を思い出した。
普段はただのやんちゃ坊主な彼のそうした行動に、感動した。
勿論、貰った苺は感動的に美味だった。
今、フランボワーズでジャムやタルトを作ってくれただろう彼の母親は
離婚してもうそこには居なく、
彼自身も首都圏の大学に進学して、もう居ない・・・。

2月、既に葡萄牙は春。
摘みたての苺を籠に、頬を高潮させ、息を切らせて持って来た少年が居た。
“おい、それ、洗ったのか?”と周囲に言われ、
首を横に振ると、キッチンでそれを洗うと再びこちらに持って来てくれた。
大きくて甘い、葡萄牙の苺。
その少年の名は、アフォンソ。彼もまた、もう居ない・・・・。

1月のヴァレッタ(マルタ島)。
地中海の島は当然ながら温暖、冬でも野菜・果物・花が豊富。
八百屋でフルーツを買ってみたくなり、
梨(欧州は様々な種類がある)とネクタリンと苺の小さなパックを買った。
安くてご馳走。
豊富なビタミンが旅と外食に疲れた体に染み渡る。

・・・苺と言えば、どちらかと言うと“可愛らしい”キャラクターで、
それ程ロマンチックな存在とは思えないだろうに。
“ベニスに死す”で主人公アッシェンバッハを死に至らしめたコレラの伝染媒体となったのも、
そう言えば苺だった・・・・。
昔、もっと広かった我が家の庭にも苺があり、
籠を持って摘むのが楽しみだったが、それも今は、もう無い・・・・・。
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by micak | 2006-07-23 05:16 | 時事・春夏秋冬
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